全経簿記

企業の財務を管理し、経営戦略面での分析や対策を考えるために必要となる簿記ですが、この技能を用いた経理や財務業務に携わるには簿記検定の資格が必要となるのは多くの方がご存じだと思います。複数ある簿記検定の中でも、日商簿記や全商簿記は特に有名ですが、全経簿記と呼ばれる検定も我が国では比較的知名度が高く、多くの方が資格取得のため検定を受けています。



全経簿記検定を主催しているのは、公益社団法人全国経理教育協会と呼ばれる公益社団法人で、全国の約300校の専門学校が加盟する団体としても知られています。経理及び税務、また簿記に関する様々な検定試験を実地しており、過去には珠算能力検定や情報処理能力検定、秘書能力検定といった試験も主催していたことがあります。



簿記能力検定では4~1級が設定されており、商業簿記の基礎から実務処理、工業簿記に関する知識や高度な実務処理に関する問題が出題されます。特徴的なのは1級の上に上級というクラスが設けられており、合格することで税理士試験の受験資格が与えられます。また、その難易度や実用性は日商簿記検定の1級と同等とされており、難易度の高さが伺えます。



一年に四回ほど試験が行われ、全国各地の専門学校で検定が開催されます。検定試験の申込は全てウェブ上での手続きが必要となり、メールアドレスを登録することでマイページが作成できますから、そこから申し込み、合否確認まで行うことが可能です。